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整理
番号
意見の概要(要約)管理組合の考え方
管理港組合の管理地である中に一般マリーナがあり以前の経緯からの事を考えても倫理上納得出来ず今回の長期計画の中で一企業の移転やそれらに対する配慮からの発展計画ならば格好だけのアクションにすぎないのでは ご意見にある一般マリーナに関する件につきましては、現在もその適正な解決に向け、鋭意努力しているところです。

なお、港湾計画では、四日市港内の航行安全を確保し、併せて、海洋性レクリエーション需要へも適切に対応するため、富双地区において小型船だまりを位置付けたいと考えています。
現在、ヨットクラブもNPO法人になり 四日市港を愛する民間団体を活用するべきでは、無いでしょうか。意見交換会等にも活用していただきたい。 長期構想で掲げた将来像を実現していくためには、民間と行政の適切な役割分担のもと、住民、NPOなどの市民団体、企業、関係行政機関などとの連携・協働が重要と考えています。

このようなことから、それぞれの将来像の取組の中で、多様な主体との連携を進めることとしています。さらに、61ページの「5.将来像の実現に向けて」の中で、連携と協働の仕組みづくりについても、継続的に取り組むこととしています。
有る一定の企業を支援するのではなく、この様な庶民的なYYCも四日市港の中に有り、まさに地域に貢献出来て、市民の憩いの場でも有ると思います。四日市市は、この様な活動している団体をさらに支援していかなければいけないと思います。隣接する鈴鹿市においては、自動車産業を中心とした、モータースポーツの都市、亀山市においては、歴史ある文化の都市、四日市の特色として、港を中心とした物流、産業の都市、その様に見合って発展する為に 四日市ヨットクラブの存在は、大きいと思う。 長期構想で掲げた将来像を実現していくためには、民間と行政の適切な役割分担のもと、住民、NPOなどの市民団体、企業、関係行政機関などとの連携・協働が重要と考えています。

このようなことから、それぞれの将来像の取組の中で、多様な主体との連携を進めることとしています。さらに、61ページの「5.将来像の実現に向けて」の中で、連携と協働の仕組みづくりについても、継続的に取り組むこととしています。
3つの将来像の中で言われている環境の取り扱い方がそれぞれ違うと思うのですが(同一の場所もありますが)、この違いは計画の中身が違うから違いがあるのか教えていただきたいと思います。将来像は違っても、それぞれの将来像が言われている環境対策・計画はすべて重要で実行していただきたいと思います。 3つの将来像の中での環境の取組については、それぞれの実現したい将来像の視点から記述しているために表現方法は異なっています。

将来像1では、物流という視点における環境の取組(CO2排出量の削減)、将来像2では、港の魅力向上という視点における環境の取組(緑地の整備など)、将来像3では、環境を港湾行政の基礎に置くという視点から環境全般の取組(自然海浜・干潟の保全、循環型社会構築への貢献など)について記述しています。

また、P60空間利用ゾーニングについても、ゾーンを明確に区分し機能を適切に配置することで表現方法をシンプルなものへと見直しました。

なお、P1の中でも記述していますが、四日市港管理組合は、低炭素社会の実現等に向けて、地域の環境や地球環境の改善に積極的に取り組もうとする『環境に重点を置いた港づくりや港の運営』を港湾行政の基礎において、これからも「産業・物流を支える港づくり」や「親しまれる港づくり」、「安全・安心な港づくり」にしっかりと取り組んでいきたいと考えています。
3つの将来像を含めた大きな将来像を計画にスケジュールを含めて作っていただきたいと思います。 今回作成した長期構想をもとに港湾計画を変更し、長期構想で描いた将来像の実現に向けた取組を進めたいと考えています。
コンビナート災害について、具体的な考え方を示してほしい。 コンビナート災害に対する取組については、取組2−3「暮らしの安全・安心を守る港づくり」<防災対策の推進>(P43)の中で、コンビナート企業及び関係機関と連携し、コンビナート災害を未然に防止するとともに、災害発生時にも迅速に対応できるよう体制を整える"と記述しています。

また、現在も、「三重県石油コンビナート等防災計画」に基づき、国、県、市町、消防やコンビナート企業などの関係者と連携しながら、災害の未然防止などの対策に取り組んでいます。
現時点の社会、経済、産業(ex自動車etc)の状況をコメントしておく必要がある。 ご指摘を踏まえ、「1−2.港湾を取り巻く情勢変化と将来展望」の中の「物流」に関する記述(P4)、「1−3.中部圏及び四日市港背後圏の情勢変化」の中の「背後圏産業の状況」に関する記述(P8)、「1−4.中部圏及び主要産業の将来展望」の中の「背後圏主要産業の動向と将来展望」に関する記述(P10)を修正しました。
20年後は名港と一港化しているだろう。それをふまえて、大型船は四日市港で受持つ考えを打出せないか。 ご意見につきましては、今後の港湾行政遂行の上で参考とさせていただきます。
土捨場を何処にするか示す必要がある。 四日市港における浚渫土砂の処分地は、今後検討予定の港湾計画の中で位置付けたいと考えています。
「自然との共生を基本にすえた発想への転換を」
人間がまずは生物であり、自然の一部としてしか生きられないことを認めるべきです。すると、四日市港長期構想の組み立ても、まず産業から始めるのではなく、自然との共生を出発点とし、そこから住民の暮らしや文化、産業の育成を進めるという風に、発想を逆転する必要があると思います。
いただいたご意見も参考にして、四日市港管理組合としてこれから特に重点的に取り組んでいきたいことをP1に記述しています。

また、四日市港の将来像(P25)の表現方法も修正しました。
「住民主体の形成を促す合意形成を」
パブリックコメントの扱いそのものが基本的に、検討委員会が気に入るものだけが採用されるという一方通行であって、ダイナミックな対話形式になっていません。これでは、地域住民、市民が港づくりに主体的に参加することもできません。
現代のような、極めて危機的で、先行きの見極めにくい状況であればなおさらのこと、過去の延長線上の発想による早計は危険であり、ここはじっくりと住民・市民に呼びかけて、その活力や英知を引き出し、明日の港づくりへとつなげていくことはできないものでしょうか。
パブリックコメントは、四日市港の政策形成過程における公正の確保と透明性の向上を図り、住民の皆様の参画による開かれた港湾行政を推進することを目的としています。

これまで、長期構想につきましては、より多くの皆様からのご意見を反映できるよう、2回のパブリックコメントを実施してきました。その際には、計画内容をより理解していただくため説明会も実施しております。(1回目:H20.8.20、2回目:H21.1.9)

また、現在策定を進めている港湾計画につきましても、後日パブリックコメントを実施することとしております。

なお、長期構想で掲げた将来像を実現していくためには、民間と行政の適切な役割分担のもと、住民、NPOなどの市民団体、企業、関係行政機関などとの連携・協働が重要と考えています。このようなことから、それぞれの将来像の取組の中で、多様な主体との連携を進めることとしています。さらに、61ページの「5.将来像の実現に向けて」の中で、連携と協働の仕組みづくりについても、継続的に取り組むこととしています。
臨海道路霞4号線の建設計画について廃止を強く要望します。
少子高齢化と人口減社会が確実に到来します。昨年末アメリカに端を発した金融危機は、「トヨタショック」を生み、日本経済を引っ張って来た輸出産業が不況の波に飲み込まれました。四日市港港湾計画の見直しがあって当然です。今後の日本は内需拡大、地産地消、農水産物を中心にすえた経済に転換する時期が来たといえます。
大切な自然を破壊してまで霞4号線を造る必要はありません。あるものを利用するべきです。国は日照権を理由に勝手にルート変更をしてきたようですが、住民と徹底して議論をするべきです。
臨港道路霞4号幹線は、国道23号にこれ以上環境負荷をかけることなく、今後ますます増大する霞ヶ浦地区発着の港湾関連交通を円滑に伊勢湾岸道路(新名神高速道路)に連絡するための道路であるとともに、霞ヶ浦地区と対岸とを結ぶ地震にも強い2本目の道路であり、万一の事態に対応するためにも不可欠な道路であると考えています。ご理解をいただきたいと存じます。

なお、川越町上吉地区における日照権等に関する対応については、現在、国土交通省四日市港湾事務所で、ルート変更した場合の環境へ及ぼす影響等を調査・検討しており、その結果を踏まえ、港湾計画を変更するなどの必要な対応を図ってまいりたいと考えています。
我が国は、昨年のサブプライムの問題が浮上したのに伴い、百年に1度と言われる大不況に突入しております。自動車の販売数、生産台数も大幅に縮小され、先の見えない状況になっております。
そうした中で、数十年前に計画された多くの事業の見直しが必要であると思われます。中でも通行量の増大を前提とした霞4号幹線の建設は真っ先に見直しされるべき事業であります。
再度、調査を実施して、事業の見直しを求めます。大切な税金を無駄に使って、無用となってしまいかねない道路を造るのはいかがなものかと思います。
御組合の大いなる御勇断を切に求めます。よろしくお願いします。
臨港道路霞4号幹線は、国道23号にこれ以上環境負荷をかけることなく、今後ますます増大する霞ヶ浦地区発着の港湾関連交通を円滑に伊勢湾岸道路(新名神高速道路)に連絡するための道路であるとともに、霞ヶ浦地区と対岸とを結ぶ地震にも強い2本目の道路であり、万一の事態に対応するためにも不可欠な道路であると考えています。ご理解をいただきたいと存じます。
国交省は直轄工事として霞4号線工事を強行しようとする姿勢でしたが防潮堤に沿っての建設は地盤的にもカーブの多い地形的にも無理がありすぎます。「道路建設は聖域である」としてきた国交省も少なくとも四、五年間は凍結するのであろうと推測しております。 臨港道路霞4号幹線は、国道23号にこれ以上環境負荷をかけることなく、今後ますます増大する霞ヶ浦地区発着の港湾関連交通を円滑に伊勢湾岸道路(新名神高速道路)に連絡するための道路であるとともに、霞ヶ浦地区と対岸とを結ぶ地震にも強い2本目の道路であり、万一の事態に対応するためにも不可欠な道路であると考えています。ご理解をいただきたいと存じます。
各種委員会が開かれますが、委員の方々だけがすぐれたお考えをおもちなのではなく、各地に志をもつよい意見をもつ人々が多くおられます。委員会の「傍聴者は発言不可」と言うのでは、充分に民意をきいたとは言えないと思います。もっと現地にあって種々の想いをもつ人の発言を尊重されてはいかがでしょうか? 委員会は委員相互が自由に意見交換する場であり、委員会の運営上、傍聴者の発言はできません。

なお、住民の皆様には、パブリックコメントを通じご意見を伺うこととしております。ご理解いただきたいと存じます。
臨港道路霞4号幹線の整備建設中止の検討をお願いします。 臨港道路霞4号幹線は、国道23号にこれ以上環境負荷をかけることなく、今後ますます増大する霞ヶ浦地区発着の港湾関連交通を円滑に伊勢湾岸道路(新名神高速道路)に連絡するための道路であるとともに、霞ヶ浦地区と対岸とを結ぶ地震にも強い2本目の道路であり、万一の事態に対応するためにも不可欠な道路であると考えています。ご理解をいただきたいと存じます。
10 歴史認識の不足
「2−5、四日市港の環境」で、四日市の臨海部に石油化学コンビナートが勝手に進出してきて、行政がその公害対策に追われたように思わせる内容があるが、コンビナートが来るというから海岸を埋め立てていったのでなく、先行的に埋め立てておいて工場を誘致したのである。そして、公害で市民が苦しんでいる最中にもそれは続けられたのだから、行政が住民と共に被害者であるような記述には疑問を感じる。
四日市公害裁判の判決にあるように、行政は加害者のひとりなのである。正確に認識をすべきで、それを表すべきである。
ご意見を踏まえ、「2−5.四日市港の環境」の記述内容を修正しました。
「環境にやさしいみなと・四日市港」の内容の不足
経済発展優先の港湾政策は、必ず「四日市公害」の被害を拡大する。
市民の快適な生活に欠かせない「自然」を軽視する四日市に、公害のイメージを払拭する日は来ない。
これからの港づくりの中での環境に対する考え方を、1ページにおいて、〈これから特に重点的に取り組んでいきたいこと〉の中で、"四日市港管理組合は、低炭素社会の実現等に向けて、地域の環境や地球環境の改善に積極的に取り組もうとする『環境に重点を置いた港づくりや港の運営』を港湾行政の基礎において、これからも「産業・物流を支える港づくり」や「親しまれる港づくり」、「安全・安心な港づくり」にしっかりと取り組んでいきたいと考えています。"と記述しました。
楠町海岸の埋め立て計画継続の理由の明記
「都市機能用地の造成」について、本当に必要であるのか慎重に審査すること。そして、もしそれが回避できないのならば、四日市の貴重な自然海浜を埋め立てるのであるから、「なぜ回避できないのか」市民が聞いて納得できる回答を求める。
南部浄化センターの新たな用地の確保にあたっては、既設処理場と一体的に整備、管理することが経済的、効率的であることから隣接した箇所が最適ですが、周辺陸域においては、すでに工業用地、住宅地としての土地利用が図られているため、適当な場所がありません。

このようなことから、直近の公有水面を埋め立てることにより用地を確保することが最も合理的であり、埋立の必要性は十分に認められると判断しました。

したがって、当埋立計画については、平成21年4月1日付けで、公有水面埋立免許願書の出願者である三重県に対し、埋立免許をしました。
11 NPO法人四日市ヨットクラブを活用してウォーターフロントの機能を活性化し、市民に質の高いレジャー空間を増設し提供してほしい。 ご意見・ご要望につきましては、今後の港湾行政遂行の上で参考とさせていただきます。
ウォーターフロントにおけるレクリエーション活動の充実の多様化を図るため、魚釣り桟橋,人工海浜,霞地区から富双地区までの散歩コース、親水護岸等親水性に富む港湾施設等の整備をしてほしい。
民間活力を活用することにより、フィッシャーマンズワーフ、ウォーターフロント・プロムナード等海とのふれあい、食事、イベント等を楽しむことのできる施設を整備してほしい。
休日に港湾等を海洋性レクリエーション活動に開放する措置として、港において,港域を小型ヨット、セールボード、手漕ぎボート等に開放するボート天国を試行してほしい。
12 霞4号幹線については、いまだ根強い川越町民の反対もあります。唯一残った自然海岸の景観保全を望むのは四日市市民の大多数を占めると思います。日照権もそうですが、粉塵、排ガスの雨が高松海岸や住民の上に降り注ぐのです。事故も心配です。どう考えても無理のあるこの計画は、今一度ゼロに戻し(環境検討委員会でもゼロ案がありましたが何故か、うやむやになったのが残念です。)むしろ、コンクリートをはがして四日市港の自然を取り戻すための長期構想を打ち立てていただきたいです。 臨港道路霞4号幹線は、国道23号にこれ以上環境負荷をかけることなく、今後ますます増大する霞ヶ浦地区発着の港湾関連交通を円滑に伊勢湾岸道路(新名神高速道路)に連絡するための道路であるとともに、霞ヶ浦地区と対岸とを結ぶ地震にも強い2本目の道路であり、万一の事態に対応するためにも不可欠な道路であると考えています。ご理解をいただきたいと存じます。

長期構想では、環境にやさしい港づくりを進めることとしており、生物多様性にも配慮したうえで、自然海浜・干潟の保全や藻場の再生などに取り組むこととしています。
吉崎海岸の埋め立てもしかり。保全とは名ばかりでは?と思ってしまっても仕方がないのではありませんか? 吉崎海岸については、既定計画における埋立計画を大幅に縮小し、自然海浜の保全を最大限図ることとしています。
私は、硬いイメージだけでなく、もっと親しめる愛を感じられる港になってほしい。港を好きになりたい。NPO、NGOが協力できる、参加できる港作りをしてください。 長期構想で掲げた将来像を実現していくためには、民間と行政の適切な役割分担のもと、住民、NPOなどの市民団体、企業、関係行政機関などとの連携・協働が重要と考えています。

このようなことから、それぞれの将来像の取組の中で、多様な主体との連携を進めることとしています。さらに、61ページの「5.将来像の実現に向けて」の中で、連携と協働の仕組みづくりについても、継続的に取り組むこととしています。
13 しかしながら、納得できない部分もいくつか残されている。
一つは、朝明地区の「臨港道路霞4号幹線の整備促進」である。
この建設予定地は高松干潟に近接しており、かねてから生息する野鳥等生物への悪影響が指摘され自然保護団体から強い反対の意見が伝えられている。干潟の「保全」をうたうのであれば、霞4号幹線計画は削除されて当然というべきものである。
臨港道路霞4号幹線は、国道23号にこれ以上環境負荷をかけることなく、今後ますます増大する霞ヶ浦地区発着の港湾関連交通を円滑に伊勢湾岸道路(新名神高速道路)に連絡するための道路であるとともに、霞ヶ浦地区と対岸とを結ぶ地震にも強い2本目の道路であり、万一の事態に対応するためにも不可欠な道路であると考えています。ご理解をいただきたいと存じます。

なお、臨港道路霞4号幹線の計画に当たっては、環境影響評価を実施するとともに、学識者で構成する環境調査部会を設置し、周辺環境への影響が最小となるようなルート選定や配慮事項の検討が行われております。
もう一つは楠地区の「都市機能用地を残し」という記述である。北勢流域下水南部処理センター用地の拡張に関わる県の事業である。海面埋立は最終許認可は港管理組合・国土交通省にある。今一度埋立拡張の必要性の有無・是非の再検討を行うべきである。急な認可は絶対にやめるべきである。 南部浄化センターの新たな用地の確保にあたっては、既設処理場と一体的に整備、管理することが経済的、効率的であることから隣接した箇所が最適であるが、周辺陸域においては、すでに工業用地、住宅地としての土地利用が図られており適当な場所がありません。

このようなことから、直近の公有水面を埋め立てることにより用地を確保することが最も合理的であり、埋立の必要性は十分に認められると判断しました。

したがって、当埋立計画については、平成21年4月1日付けで、公有水面埋立免許願書の出願者である三重県に対し、埋立免許をしました。