戦略計画策定の経緯 |
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四日市港管理組合は、2009年8月に、「地域に貢献する、なくてはならない存在としての四日市港づくり」を基本理念とし、概ね20年後の四日市港のありたい姿として3つの将来像を描いた「四日市港長期構想」(以下「長期構想」と表記)を策定しました。 |
また、この長期構想をもとに、目標年次を平成30年代前半とし、四日市港に必要な施設等を各機能別に位置付けることとした、新しい港湾計画の改訂を行ったところです。 |
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一方、国においては、国際競争力を強化していくため、「国際コンテナ戦略港湾」、「国際バルク戦略港湾」を選定するなど、更なる「選択と集中」を図ろうとしています。 |
さらに、国は、公設民営の考え方のもと、港湾運営に関する業務に民の視点を取り込み、港湾の一体的な運営を実現する制度を創設し、港湾運営会社への支援策を講じるとともに、港湾の「選択と集中」を進め、施策の重点化を行い、国際競争力の強化を図ることとしています。 |
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また、東日本大震災のような従来の想定を超える大規模災害に対し、背後地域や港湾利用者の安全・安心を確保するため、施設の計画的な整備・維持管理、防災体制の充実、危機管理対策の推進などの対応が求められています。 |
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四日市港が、こうした国際的な港湾間競争や国の政策転換、大規模災害等に対する港湾の安全・安心の確保などに的確に対応し、さらに飛躍していくためには、長期構想及び港湾計画を踏まえて当面の課題を整理し、計画的で着実な取組を進めることが必要です。 |
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こうしたことから、四日市港管理組合では、アクションプランとして新たに「四日市港戦略計画(2011〜2014)」(以下「戦略計画」と表記)を策定することとしました。 |
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