四日市港港湾計画の概要
港湾計画とは
港湾計画は、港湾法第3条の3第1項において、「港湾の開発、利用及び保全並びに港湾に隣接する地域の保全に関する計画」として位置づけられるとともに、重要港湾の港湾管理者が定めることを義務付けられています。
港湾計画は、基本計画としての性格を有し、港湾という空間についての長期的な開発、利用及び保全の基本的な姿を描いたいわゆるマスタープランであり、将来における港湾空間のあるべき姿を実現することを目標とする港湾の整備、管理運営のための指針となるものです。
港湾計画改訂に向けた取組
四日市港管理組合では、平成10年7月策定の平成20年代前半を目標年次とする港湾計画を改訂するため、平成19年度から学識経験者、港湾関係者等からなる「四日市港長期構想検討委員会」を組織し、平成40年代前半を見据えた『四日市港長期構想』と平成30年代前半を目標年次とする港湾計画の検討を行ってきました。四日市港港湾計画の概要(H23.4改訂)
四日市港の背後圏には、臨海部の石油化学を核とする素材・部材産業、更に概ね1時間圏内に半導体・液晶などの部材・部品産業、電機・情報や自動車などの加工組立産業が高度に集積しています。更に産業圏の企業は、イノベーション化を図るべく、研究開発機能の集積を進めており、長期的にも国内を拠点に、より一層の成長が見込まれています。
四日市港は、このような背後圏産業に関連した外内貿貨物を取り扱う総合港湾として、地域社会の発展に重要な役割を果たしています。
平成10年に改訂した港湾計画の目標年次を迎えつつあることから、四日市港への新たな要請や情勢変化に的確に対応するため、平成30年代前半を目標年次とする改訂を実施しました。
港湾計画改訂(H23.4)以降の計画変更
年 月 | 主 な 変 更 | 計 画 書 |
平成23年12月 | 効率的な運営を特に推進する区域(霞ヶ浦地区) | PDF形式(982KB) |
平成24年11月 | 公共埠頭計画(四日市地区) | PDF形式(636KB) |
平成27年11月 | 危険物取扱施設計画(塩浜地区) | PDF形式(1430KB) |
令和3年3月 | ・公共埠頭計画、土地利用計画 (霞ヶ浦地区(北ふ頭)) ・危険物取扱施設計画 (四日市地区(大協・午起)) ・専用埠頭計画(霞ヶ浦地区(工業用地)) |
PDF形式(1508KB) |
令和6年12月 | ・危険物取扱施設計画 (四日市地区(大協・午起)) | PDF形式(793KB) |
お問い合わせ
四日市港管理組合 経営企画部建設課 港湾計画担当〒510-0011三重県四日市市霞二丁目1-1 TEL:059-366-7036 FAX:059-366-7033