長期構想と港湾計画

 港湾計画は、基本計画としての性格を有し、港湾という空間についての長期的な開発、利用及び保全の基本的な姿を描いたいわゆるマスタープランと言えるものです。

 港湾計画を検討するにあたっては、その計画期間(概ね10〜15年)を超える長期的な視点から、港湾の利用に関する方向や土地利用の方向などを検討する必要があります。長期構想は、このように港湾計画策定の前提となる長期的な視点に立った構想です。

 「四日市港長期構想」は、現行の港湾計画を、平成30年代前半を目標年次とする新しい港湾計画に改訂するにあたり策定した、平成40年代前半を見据えた構想です。