D四日市港の将来像

空間利用ゾーニング(地区別)

 四日市港は、陸域で約1,164ha、海域で約6,600haの広さを有しています。

 この限られた港湾空間の中で、求められる四日市港の将来像が確実に実現されるためには、そのための多様な港湾機能が空間的に適正に配置され、結果として港湾空間全体が効率性、快適性、安全性に富んだ空間とならなければなりません。

 そのためには、四日市港の港湾空間を、将来の利用の方向性も加味しながら次のような「物流」、「産業」、「交流」、「環境」という4つの機能区分・用途別にゾーニングを行い、それぞれのゾーンごとに必要な取組を重点的かつ効率的に進めることが必要です。

 〔物 流〕 背後圏産業を物流面で支えるための物流拠点としての港の機能
 〔産 業〕 臨海部産業が生産活動を行うための産業空間としての港の機能
 〔交 流〕 人々が憩い活動できる空間としての港の機能
 〔環 境〕 環境を保全し、活かしていくための空間としての港の機能

 さらに、同じ機能区分のゾーンであっても、地区別にそのコンセプトをさらに明確化することにより、一層効果的、効率的に必要な取組を進めていくことが可能となります。